初観音法会を開催致しました
早いもので、気がつけば2025年を迎えあっという間に2週間以上経過しておりました。
昨年は新年早々能登半島地震や航空機事故など新年の喜ばしい雰囲気とは程遠いニュースが連日報道されておりましたが、今年は初詣の様子や箱根駅伝、また後楽園での鶴の放鳥など新年らしい穏やかな時が流れていたのではと思います。
さて、昨日1月17日当院では初観音法会が開催され、檀信徒の皆さまから頂いたお供え物を御本尊様へお供えさせて頂き、大般若経を転読致しました。
毎年恒例の行事として当院で長い間行われている法会ですが、時代が移り変わり電子化や簡素化、AI技術の進歩など人の手を使わない、簡単に行うことが主流となってきている現代でもこうして伝統を語り継ぎ、手間を惜しまず昔のままの形で行っていくことこそ仏教の伝統を次の世代まで繋いでいくために必要なことであると強く感じました。
来年も1月17日に開催予定ですので、もし少しでも興味を持ってくださいましたら足を運んで頂けると幸いです。
すべての災いや悪を祓い、人々の願いを叶えて幸せに導くと言われている大般若経をぜひ聞いてみて下さい。
最後にはなりましたが、寒い中足を運んで下さった皆さま、本当にありがとうございました。