安住院

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安住院の四季 冬から春にかけての花

いつまでも寒かった冬を越え、束の間の桜を楽しみ、気づけば新緑の眩しい季節になりましたが皆さまいかがお過ごしでしょうか。

当院でも、山々の緑を背景に鯉のぼりが元気に泳いでおります。

今回は、冬から春にかけて様々な花が咲きましたので、少しずつこちらでご紹介出来ればと思っております。

まずは前回投稿した冬から春にかけての写真です。

梅の花は白梅と紅梅の2種類を楽しむことができ、どちらも可愛らしい花を咲かせていました。

少しすると桃の花も咲き、ふっくらとした可憐な花が咲いていました。

まだまだ寒さの厳しい頃ではありましたが、きちんと春に向けて梅や桃が花開く姿に驚かされました。

 

雪が降った日

先日全国的に大雪に見舞われた日、岡山市でも積雪があり当院でもうっすらと雪化粧が施された中庭を見ることが出来ました。

 

最近、害獣(イノシシ)の被害でこちらの中庭も荒らされ、美しかった苔の多くが剥がされ非常に残念ですが、こうして雪の降り積もる様子は大変美しく、音のないまるで絵画の中の世界に迷い込んだような不思議な気持ちになります。

日々を忙しく過ごしている現代人の我々ではありますが、たまにはこうして外を眺めホッと息をつく時も良いものだと思った瞬間でもありました。

1月17日初観音を開催致しました

昨年より少し更新の間隔が空いてしまい、申し訳ございませんでした。今後は少しずつ、年行事に関してのご案内や、季節の移り変わりを感じられる投稿を増やしてまいりますので、今後とも当院ホームページへ足を運んで頂けますようお願い致します。

 

さて、2023年1月17日「初観音」を無事に執り行うことが出来ました。

最近は10年に一度の大寒波が到来するなど近年稀にみる寒い日もあったため、お天気を心配しておりましたが、おかげさまで天候に恵まれ風もなく良いお天気の日でした。

年明けの何かと忙しい折にも関わらず、今年も多くの方にご参拝頂き、「すべての災いや悪を祓い取り除き、人々が1年平穏無事に過ごすことが出来る」とされている大般若経の風に当たり、今年1年の幸せを願われたことと思います。

ご参拝頂きありがとうございました。

来年度も1月17日に執り行う予定ですので、こちらの記事を読んで少しでもご興味を持たれた方は、ご参拝いただけますと幸いに存じます。

8月15日送り火法会のご案内

塔婆と送り火法会

当院では年忌法要の度に塔婆を建立します。塔婆を建立するということは、佛様(佛像)を建立するというであり、その佛様の功徳を全て故人に手向けると共に施主も同じく功徳を積むことが出来ます。

塔婆は五輪塔とも言います。五輪塔は、下からア(地大)・バ(水大)・ラ(火大)・カ(風大)・キャ(空大)という梵字(古代インドの文字)を書き、形は□・〇・△・半円・宝珠の五個が積み重なり形成されています。この五個が存在や現象の本来もっているすべての性質を備え、欠けているところがない状態(輪円具足)を意味します。

佛様も人間もこの世界のものすべてがこの同じ五大(五輪)が集まり和合して出来ています。そしてそのことが、真言宗の教えである『即身成佛』につながります。『即身成佛』とは『即ち身が佛に成る』、自分自身が佛様そのものであるということです。弘法大師空海は「ただ、私たちはそれに気付いているかいないかである。」と、私たちに伝えています。

塔婆の功徳

〇清き心にて供養を行えば、罪業が浄化されると共に無量の覚りの智恵を得ます。
〇迷い苦しむでいても、安楽を得て佛果(成仏)への推し進める力を得ます。
〇供養された故人は元より、その隣の故人もその塔婆を見て、お経を聞くことにより佛果(成仏)を得て歓びます。

迎え火は故人・先祖が家にお盆に迷わず帰れる様に焚きます。送り火法会ではこの経木塔婆を供養しその後に送り火として炊き上げます。その功徳は、帰る故人へ、我々残された人たち、生きとし生きるものへの報恩謝徳であります。

供養料一霊

500円 塔婆(小)30㎝ 当日一座
3000円 塔婆(大)51㎝ 正面塔婆立てに奉納 当日一座
5000円 塔婆(大)51㎝ 同上 三日間供養

https://www.anjuin.com/pdf/okuribi_2022.pdf

2021年8月15日送り火法会 案内

2021送り火法会チラシ

塔婆と送り火法会

当院では年忌法要の度に塔婆開眼を行います。塔婆は五輪塔を表し、佛様そのものです。ですので、塔婆を一基開眼するということは佛像を一体建立することと同じ意味をもち、その佛様の功徳全てを故人に手向けるということであります。

塔婆の表にはア(地大)・バ(水大)・ラ(火大)・カ(風大)・キャ(空大)という梵字(古代インドの文字)を記し、裏にはバン(識大)を記します。表は色シキ(物質即ち肉体)を、裏は心を現すことで色・心(肉体と心)の両面が融和して成り立っていることを意味しています。それが「人は即ち佛様である」と意味する「即身成佛」という真言宗の教えの根本であり、人の迷いを除けば佛様も人も元は同じ色と心により成り立っていると示しているのです。

塔婆の功徳

◯故人・佛様に対して報恩と感謝の念が起こると共に想いを形にするということは、他の人へもその想いが伝わります。

◯清き心にて供養を行えば、罪業が浄化されると共に無量の福智を獲ます。

◯廻向(善行の結果)の力は、迷い苦しむでいても、楽処へ救い上げ安楽を得て佛果へ進めてゆく力であります。

◯供養された故人は元より、その隣の故人もその塔婆を見て、お経を聞くことにより佛果を得て歓びます。

迎え火は故人・先祖が家にお盆に帰るのに迷わない様に焚き、あの世に無事に帰れる様に願い送り火を焚きます。送り火法会ではこの塔婆を供養しその後に送り火として炊き上げます。その功徳を帰る故人へ、残された私たちへ、そして生きとし生きるものへの感謝をすることにより関係し合う全てのものと円満な関係を、自らが創り出す法会であります。

供養料1霊 

500円  塔婆小)30cm             当日1座

3,000円 塔婆(51cm 正面塔婆立てに奉納    当日1座

5,000円 塔婆(大)同上    同上         3日間読み上げ

 

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