瓶井山禅光寺 安住院
多宝塔 修復 浄財勧募のお願い
 
 安住院は瓶井山禅光寺の本坊として、天平勝宝元年(七四九)報恩大師が創建されたもので、備前四十八ヶ寺の一つでした。開創当時は七堂伽藍が整備され瓶井の谷に荘厳な佇まいをもっていた古刹です。しかしたび重なる災禍の為、諸宇も焼失しその都度再建されてきました。瓶井山・今の操山の中腹に建つ多宝塔も元禄七年岡山藩主池田綱政公に再建を願い出、公は名園後楽園の遠景・借景として着手し、次の藩主継政公の代、寛延四年(一七五一)に完成された、江戸時代中期の塔であります。
 総高二〇メートル、宝形造、本瓦葺、上下層は白色漆喰亀腹で繋がり木割が太く雄大な規模は県下二番目のものです。内部須弥壇には大日如来、脇に不動・降三世明王を祀っております。また後楽園の借景としてだけではなく、岡山市内のどの方向から見ても美しい点景と言われ「見かえりの塔」とも呼ばれて、親しまれています。
 此の長年の風雪に耐えた瓶井の塔も傷みが激しく、特に屋根の葺替えが急務となってしまいました。そこで岡山県指定重要文化財である多宝塔の保存修理工事の計画を、安住院檀徒総代を始め、県・市教育委員会と協議をし、修理委員会を立ち上げ、県市の補助金の申請により、漸く修復工事の運びとなりました。
 内容は上下層の屋根葺替えを中心に傷みの激しい部分の解体修理で、総額予算額約一億四千万円を予定し、県市の補助金に対し、当安住院の負担分は総額の四分の一になります。工事期間は、平成十八年九月より平成二十二年十月を予定しています。長期間の工事となり、その間は雄大なる景観が操山から失われてはしまいますが、修復の終わった素晴らしい塔を是非御覧頂きたいと心より念じております。
 つきましては、多宝塔修復工事費用の安住院支出分約三、五〇〇万円を、檀信徒の皆様の浄財ご寄付により達成致したく、ご負担をお願い申し上げます。書面にて失礼とは存じますが、宜しく御尽力の程お願い致します。
 檀信徒関係者各位におかれましては、出費ご多端の折から大変迷惑とは存じますが、この事業を是非とも成就させていただきたく、左記要領にて浄財御寄付を賜りたく、絶大なるご支援ご協力をいただきますよう、切にお願い申しあげます。
合掌
 
◎寄付金 壱口 壱拾五万円也
                      出来ますれば複数口の御寄付をお願い致します。
◎納期 平成19年12月末日
             (分納も可、平成19年より平成21年末まで)
                        ◎郵便為替の振替口座は(岡山)01280・6・14761
 
平成18年11月吉祥日
 
                             瓶井山 安住院
                                    住職 生駒 琢一
                                檀徒総代一同